■なぜこの仕事を選んだのですか?

昔祖母が亡くなった時に、私は立ち会えなかったのですが、納棺師さんを見た母から「あなた向いてるんじゃない?」と
言われた事があり、その時は何も思わなかったのですが、札幌へ引っ越して何をしよう?と考えたときに、
その時の母の言葉を思いだし、挑戦してみようと応募しました。


■前職は何をされていましたか?

最初に就職したのは劇団で、舞台の裏で役者さんの着替えや、ヘアメイクの仕事をしていました。
その後は神楽坂で、主に芸者さんの髪をセットする髪結いと言う仕事をしていました。
今考えると、相手は変わったとしても、ずっと人をきれいにする仕事をしているなと思います。


■日々の業務を教えてください!

出社後、その日自分が伺うお宅を確認し、皆で準備を行った後、車を運転して斎場などに伺い湯灌から納棺までをさせて頂いています。
出身が本州の西の方で、雪道の運転をあまり経験していなかったので、北海道の冬の運転には苦戦しました。


■会社の印象は?

納棺師という職業を映画でしか知らなかったので、実際に入ってみて若い人が多いなと感じたのが最初の印象です。


■この仕事の魅力とは?

基本的に1人での行動が多いので、緊張もしますし責任もすごく大きい仕事だと思いますが、
ご家族の方から「ありがとう」と言う言葉を頂だけると、その分大きな達成感を味わえる仕事だと思います。